ダイビング後に飛行機搭乗出来ない理由と時間

ダイビング後の飛行機搭乗出来ない理由と時間ダイビング終了後は一定時間飛行機の搭乗が出来ません

沖縄の青の洞窟でダイビングをされる方は、飛行機で沖縄に来ている観光客の方が多いのではないでしょうか?また、世界中に数多くあるダイビングスポットに行くときも、ほとんどの方は飛行機で移動することになると思います。
多くの方にとって、飛行機とダイビングは同時に利用することが多くなるものですが、この時「ダイビング終了後、飛行機に乗るまで一定の時間を開ける必要がある」ことに注意しましょう。
ダイビング後は、一定時間飛行機に乗ることが出来ませんが、その理由と搭乗までにどれくらい時間をあければいいのかを詳しく紹介していきたいと思います。

ダイビング終了後、飛行機搭乗までに必要な時間

シュノーケリング風景

ダイビング終了後、飛行機に乗れない理由をご説明する前に、飛行機搭乗までに開ける必要がある時間をまずは紹介したいと思います。
詳しい理由を全ての方が知る必要はありませんが、飛行機搭乗までに空ける必要がある時間は必ず守るようにしましょう。

ダイビング終了後、飛行機搭乗までに必要な時間 1回だけダイビングをした場合
 ダイビング終了後、飛行機搭乗まで、最低12時間空けるをことを推奨します。

1日に複数回、または連日ダイビングを行った場合
 ダイビング終了後、飛行機搭乗まで、最低18時間空けることを推奨します。

「1回だけのダイビングをした場合」とは、当日1回だけのダイビングをした場合で、かつ、前日にもダイビングをしていない場合となります。この場合は、ダイビング終了後、最低でも12時間の時間を空けてから飛行機に搭乗するようにしましょう。
「1日に複数回、または連日ダイビングを行った場合」とは、当日の2回以上のダイビングをした場合、または、当日は1回だけのダイビングであっても前日もダイビングをした場合となります。この場合は、ダイビング終了後、最低でも18時間の時間を空けてから飛行機に搭乗するようにしましょう。
レジャーダイビングでは、減圧不要限界内(NDL)でのダイビングが原則となります。偶発的な事情などにより減圧不要限界を超えるダイビングを行った場合には、ダイビング終了後飛行機搭乗まで24時間以上の待機時間が推奨されています。
(減圧不要限界とは、減圧停止を必要とせず、その水深に滞在できる時間の上限のことで、通常のレジャーダイビングは減圧不要限界内で行われます。)

飛行機の搭乗までに開ける必要がある時間は、潜水深度や潜水時間には関わらずダイビングを行ったら守る必要がありますので、体験ダイビングの場合にももちろんこの待機時間を守る必要があります。
また、この時間を空ければ確実に安全であると言い切れるものではありませんので、これよりも長い時間を開けることが推奨されています。ギリギリの旅行プランは出来るだけ避け、ダイビングの後に飛行機搭乗するまでの時間に余裕を持つような旅行プランを立てましょう。

「飛行機搭乗の直後にダイビングをしても大丈夫なの?」と言う疑問を持っている方も多いようですが、飛行機搭乗の後にダイビングをする場合は時間を空ける必要はありません。
時間を空行ける必要があるのは、「ダイビングを行った後に飛行機に搭乗する場合」のみになります。
詳しい理由は、飛行機に乗れない理由を理解すれば分かると思いますので、興味がある方は下記をご確認ください。

ダイビング終了後、一定時間は飛行機搭乗出来ない理由

ダイビング終了後に、どうして直ぐに飛行機に搭乗してはいけないのか理由を知りたい方もいると思います。
少し専門的な話になってしまいますが、その理由を説明していきたいと思います。興味がある方はこちらもご覧いただければと思います。

減圧症について知ろう

ダイビングは水中に潜るマリンスポーツになりますので、身体が水圧の影響を受けることになります。
水圧を受けることで起こる体の影響はいろいろあるのですが、その一つに減圧症と呼ばれる症状があり、ダイビング後に飛行機搭乗が出来ない理由はこの減圧症が大きく関係しています。

液体は圧力の影響を受けると気体(ダイビングでは主に窒素)が多く溶け込み、圧力が減少すると溶け込んだ気体を放出する性質があります。
ダイビングは身体が水圧の影響を受ける為、深度化では体内に多くの窒素が溶け込むことになります。そして、浮上を開始し水圧が減少すると、体内で窒素の気体が成形されることがあり、このことが原因で引き起こされる症状を減圧症といいます。
減圧症の症状は、体内に成形された気体の量や場所などにより様々なものがあります。皮膚や関節に気泡が発生した場合には痛みなど軽微な症状で済む場合もあれば、神経や脳に気泡が発生した場合には重大な症状を引き起こすこともあります。また、重度の後遺症を負ったり死に至る可能性もある危険な症状でもあります。

減圧症は、炭酸ジュースなどをイメージして頂けると分かりやすいのではないでしょうか?
炭酸ジュースは蓋を閉めた状態(内部の気圧が高い)であれば気泡が出来ることはありませんが、蓋を開ける(気圧が低くなる)と内部で気泡を成形します。この状態は、ダイビング中やダイビング後にダイバーが受ける水圧の影響と似ています。
炭酸ジュースと同じように、人間の体内に気泡が成形されれば、様々な問題が発生することは容易に想像が着くのではないでしょうか?
ちなみに、炭酸ジュースの圧力は4気圧前後のものが多いと言われていますので、ダイビングで水深30メートルに潜った時の水圧と同じぐらいです。炭酸ジュースは溶け込んでいる気体が二酸化炭素で、ダイビングでは主に窒素が溶け込むという違いはあるものの、体内で同じような現象が起こっていると考えると分かりやすいと思います。

減圧症は、物理現象に基づき体内で起こる現象ですので、ダイビングの上手な方や経験が豊富などに関係なく、全ての方に発症するリスクがある病気と言えます。
そのため、減圧症を発症しない範囲内でダイビングを楽しむことが大切です。

減圧症を引き起こす要因とは

減圧症を引き起こす要素は、潜水深度と潜水時間が最も大きく関係しています。
具体的には、深いダイビングをすればするほど潜水時間が長くなればなるほど、減圧症を発症するリスクが高くなります。そのため、レジャーダイビングでは、減圧モデルを用い計算上では減圧症を発症しない、減圧不要限界内でダイビングを行うことが基本です。ダイブテーブルやダイブコンピューターを用いた潜水計画がこれに当たります。
また、浮上速度が早くなれば急激に水圧が減少することになりますので、減圧症を引き起こすリスクが高まります。決められた浮上速度を守り、全てのダイビングで安全停止をすることが推奨されるのはそのためです。
ただし、減圧症はその他の要因でも発症する可能性が高まることが分かっており、減圧不要限界内のダイブプロフィールでダイビングを行ても発症するリスクがゼロになる訳ではありません。そのため、より控えめなダイビングをすることが推奨されています。

減圧症の発生リスクを増大させるその他の要素 ・特定の心臓の異常(卵円孔開存や心房中隔欠損など)
・冷水など寒冷地でのダイビング
・脱水症状
・激しい運動や過度な疲労
・肥満
・高齢
・外科的なケガや手術歴
・浮上速度を超える急な浮上や浮上と潜水を繰り返すダイビング
・ダイビング後の入浴やサウナ
・ダイビング後の飲酒

減圧症は、身体の循環に影響すを及ぼすものが発症のリスクを高める要因になると言われています。同じダイビングをしても、健康状態や体調などにより発症リスクが高い人もいますので注意が必要です。
減圧症の発症リスクを高める行動をさけ、健康状態に問題がある時にはダイビングを控えることが大切です。

ダイビング直後に飛行機搭乗が出来ない理由

ダイビング直後に飛行機搭乗が出来ない理由は、減圧症の発症リスクを高めることが分かっているからです。
減圧症は、潜水時(水圧が掛かった状態)に体内に多く溶け込んだ窒素が、浮上(水圧が低くなる)することで体内に気泡が成形される症状です。
飛行機の機内は、上空を飛行中も一定の気圧が保たれていますが、陸上よりも機内の気圧は低く0.8気圧程度となります。(海抜0メートルの陸上の気圧は1気圧となりますので、飛行機の機内は2割ほど気圧が低くなります。)
そのため、飛行機に搭乗するとダイビング中との気圧の差が大きくなりますので、減圧症を引き起こすリスクが高まることになります。

飛行機搭乗による減圧症のリスクを下げるためには、ダイビング終了後は一定の時間を空けることで、体内に溶け込んでいる窒素が排出されるのを待つ必要があります。
上記で紹介した待機時間は、最低限空ける必要がある時間となりますが、減圧症の発症にはその他の要因も影響します。そのため、この時間を空けて飛行機に搭乗すれば、必ず減圧症を発症しない訳ではありません。ダイビング終了後から飛行機搭乗なでに余裕を持った旅行プランを立てることが大切です。
飛行機の機内で減圧症を発症した場合には、速やかに医療行為を受けることもできませんので、陸上で減圧症を発症する場合に比べてリスクが高いと言えます。また、他の空港に緊急着陸を行った場合には、他のお客様にも大きな迷惑を掛けてしまいます。
自分の安全だけでなく他の方に迷惑を掛けないためにも、決められたルールは必ず守ってダイビングを楽しむようにしましょう。

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