シュノーケルで青の洞窟を楽しむには
シュノーケルツアーについての説明になります。
シュノーケルとはどんな遊び?
シュノーケルとは、ライフジャケットなどを着用し水面に浮いた状態で、マスクとシュノーケルを付け水中を見る遊びです。
ショップのツアーなどで参加する場合は、ライフジャケット等の浮力帯を付けて海に入る為、水中に潜る事が出来ない場合が殆どです。水中に潜りたい方は、体験ダイビングなどに参加すると良いでしょう。
シュノーケルでは水中に潜る事は出来できず、体が浮いた状態楽しめるため、全く泳げない方でも安心して参加する事が出来ます。
水面に浮いた状態で綺麗に見えるのか疑問に思う方もいると思いますが、青の洞窟は透明度が高く水深10メートル以上ある場所でも、水底まではっきり見ることが出来ます。そのため水中の景色はビックリするほど綺麗で、綺麗な熱帯魚もたくさん見る事が出来ます。
魚も人に慣れている為か、すぐ近くまで集まってきてます。
水中世界を気軽に見てみたい方やダイビングに不安がある方にお勧めのマリンスポーツになります。
シュノーケルは誰でも出来るの?
シュノーケルは健康状態に問題が無ければ、どなたでも楽しんで頂けるマリンスポーツになります。
「年齢制限や病歴チェックについて」のページをご確認ください。
年齢制限や病歴チェックについて
ショップが開催するシュノーケルツアーなどは、年齢制限がある場合があります。
年齢制限は6歳以上60歳未満に制限されている場合が多いかと思います。
この年齢制限は安全に楽しんで頂く事を目的に作られていますので、必ず守って参加しましょう。また、高齢の方が参加する場合は、医師の診断書が必要になるショップもありますのでご注意ください。
泳ぎが苦手な方やお子様が居る場合は、ショップのシュノーケルツアーに参加する事をお勧めします。
一見簡単そうなシュノーケルですが、ダイビングより事故件数が多いマリンスポーツになります。
これには気軽に出来るマリンスポーツであるため、安全への意識が低い方が多いことが考えられます。
また、潮の流れや風向きによる波の強さなど、海の知識がない方が事故に遭われているケースが大半です。
ショップが開催するシュノーケルツアーは、インストラクターが安全面を確保してくれるため、全く泳げない方でも安心して参加する事が出来るでしょう。
青の洞窟シュノーケルで必要な器材は?
シュノーケルを楽しむためには、最低限「マスク」と「シュノーケル」が必要です。
これは海に顔を付けて水中を見るための器材になり、皆さんもなんとなくイメージが付くのではないでしょうか。
その他にも幾つか必要な機材がありますので準備していきましょう。
ショップのツアーでは機材はレンタルの場合がほとんどです。
青の洞窟でシュノーケルをする場合には、以下の器材が必要になります。
- ・マスク:シュノーケルで使うマスクは鼻が覆われた物を使用します。販売されているものでしたら特にどれを選んでも問題ないと思います。
マスクに水が入ることもありますが、マスクが悪いのではなく顔との相性によることが多いようです。心配な方はお店で実際に付けてみて購入するとフィット感は確認できますが、実際には水に入らないとわからない場合が多いようです。
マスクを購入された時には、レンズ部分に油膜が付いていると水中で曇ります。水を弾かなくなるまでよく洗いましょう。
視力が悪い方には度が入ったマスクも販売されています。コンタクトを使用してシュノーケルをしても問題ありませんが、普段コンタクトを使用していない方にはお勧めです。
- ・シュノーケル:マスクに取り付ける筒状のもので、これを使って呼吸をします。マスクとセットで販売されていたり、水が入りずらい構造になったものなど色々なタイプがありますが、個人的にはシンプルな構造で軽いものがお勧めになります。
水が入りずらい構造のシュノーケルも、効果は気休め?程度で、使い方によっては水が入ることも多いようです。
- ・マリンブーツ:砂浜の海水浴場で使うような簡易的なものでは、ウニや毒をもった魚などから身を守ることは出来ません。靴底ががしっかりしており、足首まで覆うようなタイプがお勧めです。靴底が分厚いフエルトになっているものも安心です。
- ・フィン:潮の流れや波などに逆らって泳がないといけない場合もある為必ず装着しましょう。
フィンにも色々な種類があり、マリンブーツを履いたまま取り付けられるものがお勧めです。
- ・ウエットスーツ:体温の程のための物ですが、青の洞窟は岩場の海になりますので、けが防止のために体を守るスーツは必ず必要です。ラッシュガードは日焼け防止が目的ですので、ケガや危険な水中生物から身を守ることは出来ませんので気を付けましょう。
- ・ライフジャケット:体が水に沈まないようにするための物です。海での事故はライフジャケットを付けていれば助かったと思われる事故が多くあります。泳ぎに自信がある方も付けるようにしましょう。
青の洞窟シュノーケルツアーの一般的な流れ
・ショップに集合
予約時間にショップに集合になります。
ショップでは書類の記入、ウエットスーツへの着替え、貴重品等をロッカーへ保管などを行います。ウエットスーツのサイズや度付きマスクなどを合わせたりもします。準備が整ったらショップの車で真栄田岬又は港に移動になります。
一部のツアーでは現地に集合の場合もあります。港集合のツアーに参加した場合は、港にはロッカー等の設備はありません。貴重品の管理などは事前に確認すると良いでしょう。
・現地にて説明
現地に到着したらシュノーケル器材の使い方や、シュノーケルの注意点などの説明を行います。
基本的に初めての方でもわかるように説明があると思います。説明はしっかりと聞いて海に入る前までに理解しましょう。
ビーチエントリーの場合はそのまま歩いて海に入ります。ボートエントリーの場合はボートに乗り込み真栄田岬に到着したら海に入ります。ボートの所要時間は5分ほどになります。
・器材の取り付け
ビーチエントリーの場合は海に入ってからマスクや足ひれを取り付けます。当日のコンディションにより多少変わる場合がありますので、説明をよく聞いて行動するようにしましょう。
ボートエントリーの場合は海に入る前にマスクや足ひれを取り付けます。
・泳いで青の洞窟へ
青の洞窟までは泳いで向かう場合が多いようです。ビーチエントリーの場合は10分ほど、ボートエントリーの場合は停泊位置により異なりますが、5~10分ほどで青の洞窟に到着します。
ライフジャケットを装着しますので、まったく泳げない方でも問題ないと思います。また、インストラクターが浮き輪のようなもので引っ張っていてくれますので、不安な方も安心できると思います。
青の洞窟までの海には、綺麗な魚がいっぱいいます。海を楽しみながら向かいましょう。
・青の洞窟に到着です。
青の洞窟内で青く綺麗に見える所は一か所だけになります。他のツアーのお客さんも沢山いる場合がありますので、順番で青の洞窟が綺麗な場所に向かいます。
混雑している場合には、青の洞窟内に長くいる事は出来ません。みんなで順番に楽しむ感じになる事が多いでしょう。
・沖縄の海を楽しみます
青の洞窟を見終わったら、洞窟の外に出て魚に餌を上げたり、水中写真が付いている場合は写真を撮ったりします。
真栄田岬には綺麗な熱帯魚がたくさんいます。ニモで有名なクマノミを見る事もできます。
そのまま泳いで海の出口になっている階段、又はボートに戻ります。
遊泳時間はショップにより差があり、30分~60分ぐらいになる場合が多いようです。
・ショップに戻ります。
トイレを済ませたらショップまでお店の車で移動します。
ウエットスーツやマリンブーツを脱いでからショップまで戻る場合が多いようです。
・着替え、お会計
ショップに戻ったらショップのシャワーを浴びて更衣室で着替えをします。
コース終了後にお会計になるショップが多いようです。水中写真を頼んだ場合には、その場でデータがいただける場合とネット上でダウンロードするショップなどがありますので確認しましょう。
現地に集合のショップの場合には現地で着替え、お会計で解散になります。港集合に場合にはシャワー等はありませんのでそのまま解散になります。
一般的な青の洞窟体験シュノーケルのツアーはこのような流れになります。
参加するショップによっても変わる場合がありますので、気になる方は事前にショップに確認してみましょう。
青の洞窟のツアーはショップによって、遊泳時間やサービスが大きく異なりますので自分に合ったツアーを探しましょう